今日は聴こえと快適性のバランスについて考えてみます。聴こえと快適さはシーソーの関係になる場合が結構多いです。補聴器のボリュームを上げると雑音も増えやすいからです。性能の良いものほどボリュームをあげても雑音を抑えてくれますが、価格も高くなっていきます。どう
更新情報
補聴器の価格を考える
補聴器の価格は、「高い」の一言につきます。まず、数万円では購入できないでしょう。しかし「良い買い物」であったかどうか、つまり「満足度」は人それぞれだと思っています。100万円出しても惜しくはないという人。100%聞き取れないと不安になって、あちこちで購入
ようこそ認定店の補聴器調整
段階的な補聴器の調整の一例をご紹介いたします。本日は80代女性、テレビが聞き取れないと言うことでいらっしゃいました。大きな声で話してもらっても勘で返事をされているご様子。実際は補聴器なしでは会話が通じない状態でした。そして、お作りしたのは両耳に耳穴型補聴
みんなが言う圧迫感。でも
耳穴型オーダーメード補聴器の利点はやはり、汗による故障リスクを下げられる。そしてなんと言ってもマスク・メガネとの干渉がない事。快適にストレスフリーに生活したいですね。しかし、初めての人には自分の声のこもり感や、その他圧迫感を生じさせることもあります。本日
さらなる聞こえの改善はあるのか
さらなる改善を目指して 機種の変更をすることもあります。本日は補聴器の変更ケースをご紹介します。下の図を見てみましょう。【補聴器装用による聞き取りの改善を測定したグラフです】△が補聴器なしの時の言葉の明瞭度です。グラフの右に行くほど大きな声での聞き取り結果
80代希望のオーダーメード補聴器
85歳初めての補聴器に挑戦。聴力測定の結果、補聴効果が大きく期待できそうな聴力でした。現状、普通の声の大きさでは会話が難しく、ちょっと大きな声を出してもらってやっと6割程度。しかし、補聴器から音をしっかり入れてあげれば見違えるほどコミュニケーションが改善
補聴器と集音器
本日は集音器から補聴器に変更されたユーザー様のご紹介。価格で比べると補聴器と桁が一つ違う安さの集音器なので多くの方が一度は購入してみるようです。私のところへ相談にいらっしゃる前に皆様一度は経験済みの方がほとんどです。耳の形、穴の大きさ、聴力の型など一般的
寄り添って共に進める補聴計画
本日は90代男性、補聴器の「設定」について一例をご紹介します。補聴器は音の調整に目が行きがちですが、ライフスタイルへの調整まで踏み込んでこそ、さらなるご満足を届けられると考えております。こちらの部屋は私が普段使用している補聴器の「音に関する」フィッティン
補聴器慣れと調整3つのステップ
今回の調整は92歳女性。最近90代も珍しくないです。週に1回の会合で聞きたいとのこと。普段は困っていないので補聴器を使う機会は限定的です。ステップ1:通常なら聴覚活用のためにも常用を目標に頑張ってもらっているのですが、ご年齢を考慮すれば、完全にお好みに合
実は落としてなくならない補聴器
補聴器購入にあたってのお客様の心配事。聞かれれば値段と答えられる方が多いと思いますが、実際いざとなると皆様心配されるのが「紛失」です。補聴器は耳の形状に合わせて選択・調整するので使用中に落とすということはほとんどありません。聞こえなくなるので落ちればすぐ