冬場の耳かけ型補聴器は結露対応が肝心です。
(↓ 耳かけ型補聴器について)


冬の朝には、窓が結露していることが多いですね。
補聴器の耳栓の管にも同じことが起こります。
暖かい部屋から、寒い屋外に出た時などに発生しやすいです。


BTE_ketsuro
音の通り道に水たまりが発生すれば、当然、聞こえにくくなります。
冬「昨日までよく聞こえていたのに、今日は突然よろしくない。」ということがあったら
結露を疑いましょう。
結露は、自然現象なので不可避です。発生してしまったら取り除きます。

一番簡単な方法は、イヤモールドを取り外して
昔の水銀体温計のうように振る」と解決です。

ketsuro_molde

「そんなの壊してしまったら怖い」
「もとに戻せなかったらどうしよう!?」

と思われる人もいることでしょう。
購入されたお店に持ってください。対応してもらえるはずです。

 ※コロナ禍ですので突然行くより、事前に連絡を入れておきましょう。

ヒアリングスタジオ  柏補聴器センター・松戸補聴器センター



店舗での対応でしたら、補聴器とイヤモールドの点検クリーニングから丁寧にやってもらえます。
このようにブロワーで水分を全て取り除きます。
blower2

他にも予防対策としては、結露防止用の管(防滴チューブ)もあります。
簡易的には、タコ糸を管に予め入れておいて吸水させたりもします。

冬は、他にも電池の寿命が短くなったりと色々あります。
寒い季節が続きますが、お体に気をつけて、快適な補聴器ライフをお過ごしください。