「難聴を放置すると認知症になると聞いたことがあるのだけれど・・・」という話を最近はよく聞きます。

ランセット国際委員会の研究結果(Livingston G, et al. Lancet. 2017 Jul 19.)によると、
認知症のリスクの中で
最も高かったのが中年期の難聴だったとのことです。

 難聴→放置→即認知症!「ではない」ので認知症予防ということを一番の理由に安易に補聴器を補聴器購入を決められてしまわないよう願っています。
 しかし、補聴器を真剣に検討される人々にとっては、捨て置けない情報であることも察しています。正しい情報をご相談にいらっしゃった方々に提供できるよう勉強と情報収集に努めたいです。

 前の話ですが、「認知症と補聴器」に週刊文春の取材をうけたことがあります。そのときの様子と内容をご覧ください。
 今後もより良い情報の提供に努めて参ります。
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