60代女性職場でのコミュニケーションでのお悩みでした。

耳鼻科も受診されていて語音明瞭度検査も済まされていました。
最良明瞭度は70dBで100%、60dBで95%。50dBになると急激に低下60%。
オージオグラムからは日常会話で不自由はなさそう、
むしろ自分でも難聴に気付かないレベルではないかと思います。
しかし、ご本人にとっては深いお悩み。
職場でのポジションは換気扇の下、指示やオーダーが飛び交う中、聞き取りづらさがあり、
ある時、聞き間違いをしてしまい業務に支障が出てしまったと。
これは、補聴器で解決できる問題なのだろうか?
その環境は普通に誰でも聞き取りにくいものではないだろうか?
目の前の課題に対して実験的かつ挑戦的な補聴になるだろうと考えました。
下図は試聴時点での補聴器の効果測定結果です。
黒S字が補聴器なし、赤A字が右補聴、青A字が左補聴の聴力レベルです。

聞き取り改善が期待できる増幅量は10dBHL。
少なくては装用の意味がないし、多すぎては換気扇の音を拾いすぎます。
さらに換気扇の雑音が定常的に補聴器にさらされると
補聴器は自動的に音量を下げてきます(騒音抑制機能)。
雑音は抑えなければならない、音量は担保したい、このジレンマ。
補聴器の基本性能にも頼るべきと判断しAI高機能高性能機種で試聴に臨みました。
1週間の職場での試聴。結果は二重丸・合格!
一緒に喜び合うことができて技能者冥利に尽きる瞬間。
またメーカーの研究開発と技術革新のおかげでもあります。
なによりユーザー様の職を守りたいという想いが一番でした。
※補聴器の広告ガイドラインに抵触しない表現にとどめています。
たとえ個人の感想で事実であっても、主観的改善効果を表現することは違反とされています。
補聴器は調整が重要ですが、
難聴の課題が具体的であるほど、機能性能や機種の選定も同じくらい重要であると考えています。
今回は技能者としての経験と想像力を優先したケースとなりました。
こういうこともたまには良いものです。

耳鼻科も受診されていて語音明瞭度検査も済まされていました。
最良明瞭度は70dBで100%、60dBで95%。50dBになると急激に低下60%。
オージオグラムからは日常会話で不自由はなさそう、
むしろ自分でも難聴に気付かないレベルではないかと思います。
しかし、ご本人にとっては深いお悩み。
職場でのポジションは換気扇の下、指示やオーダーが飛び交う中、聞き取りづらさがあり、
ある時、聞き間違いをしてしまい業務に支障が出てしまったと。
これは、補聴器で解決できる問題なのだろうか?
その環境は普通に誰でも聞き取りにくいものではないだろうか?
目の前の課題に対して実験的かつ挑戦的な補聴になるだろうと考えました。
下図は試聴時点での補聴器の効果測定結果です。
黒S字が補聴器なし、赤A字が右補聴、青A字が左補聴の聴力レベルです。

聞き取り改善が期待できる増幅量は10dBHL。
少なくては装用の意味がないし、多すぎては換気扇の音を拾いすぎます。
さらに換気扇の雑音が定常的に補聴器にさらされると
補聴器は自動的に音量を下げてきます(騒音抑制機能)。
雑音は抑えなければならない、音量は担保したい、このジレンマ。
補聴器の基本性能にも頼るべきと判断しAI高機能高性能機種で試聴に臨みました。
1週間の職場での試聴。結果は二重丸・合格!
一緒に喜び合うことができて技能者冥利に尽きる瞬間。
またメーカーの研究開発と技術革新のおかげでもあります。
なによりユーザー様の職を守りたいという想いが一番でした。
※補聴器の広告ガイドラインに抵触しない表現にとどめています。
たとえ個人の感想で事実であっても、主観的改善効果を表現することは違反とされています。
補聴器は調整が重要ですが、
難聴の課題が具体的であるほど、機能性能や機種の選定も同じくらい重要であると考えています。
今回は技能者としての経験と想像力を優先したケースとなりました。
こういうこともたまには良いものです。
コメント