本日はクロス補聴器についてのブログです。
原因は様々ですが、突然片耳だけ聞こえなくなっていまう難聴もあります。
48時間以内の治療が大切と聞いています。

「様子は見ないで直ぐに耳鼻科を受診しましょう」

それでも残念なことに難聴が残ってしまった場合、補聴器が検討されます。
ある程度回復すれば、通常の補聴器の試聴。
しかし、通常の補聴器で効果が得られないほどの難聴の場合は、クロス補聴器を試しことになります。
自己判断せずかならず耳鼻科医に相談してください。

片耳難聴だと生活上何が起こるのか。
1・聞こえない側から声をかけられても気づかない。
2・複数人での会話の流れが、つかみづらく、ついていくのに集中力を要する。
3・聞こえない側から車が来ても、反対側から来たように錯覚する。
などなど

ストレスと疲労を感じている方が多い印象です。
クロス補聴器の作成や購入には慎重な判断が必要だと思っています。

【クロス補聴器紹介】
分かりやすいように色分けしてあります。
赤色を聴こえる耳に掛けます。
白色を難聴側にかけ、聞こえない側の音を集めて赤色に送ります。

その通り、360度の音を聴こえる耳ですべて理解するための補聴器です。
Cross

CrossFitting

本来、両耳でやることを片耳でやることになるので、
使いこなすためには、時間と努力とやる気が必要です。
若い方ほど適合しやすいです。
逆に高齢者ほど試聴の段階であきらめてしまう方がほとんどでした。

【20代男性】:趣味の球技で全方向の音を聞きたい。慣れたらすごく便利。楽しんでいる。
【30代女性】:接客業、お客様からの声掛けに対応できるので不安がなくなりました。
【40代女性】:接客業、聞こえない側からお客様がいらっしゃるので必要不可欠です。
【40代男性】:会議で必要だった。コロナのテレワークで今は出番がない。
【70代女性】:健康マージャンでの会話、まあまあ聴こえるけど、別テーブルからの音まで聴こえて会話がわかりづらい。

個人的なイメージですが、一輪車を乗りこなすようなものでしょうか。
現役世代の突発性難聴などで補聴器を検討されている方は、ぜひ認定補聴器専門店へ。
基本補聴器の適合や調整には、技術知識経験でQOLの向上や満足度が大きく変動する者ですが、
特にクロス補聴器には、これらが求められると思っています。

使いこなせる状態まで行けたら、生活面でも、長い目で見た人生にも良きパートナーとなれるでしょう。
ご相談はヒアリングスタジオ:柏補聴器センター・松戸補聴器センターをご利用ください。